第3世代NLP~観察力

NLPの創始者の一人、リチャード・バンドラー氏曰く、『NLPの仕事の95%は情報収集で、実際の操作は5%に過ぎない』だそうです。それほどNLPでは情報収集が大切だということでしょう。

[カリブレーション]
カリブレーションは日本語に訳すと”観察”や”観察力”となります。相手を観察すること、自分を俯瞰的に観察することを意味します。視覚、聴覚、触覚など五感を使って相手を観察することをいい、相手の内部で起きている経験が生理的反応になって表れてくるプロセスを察知するテクニックです。

視覚的には眼球動作パターンや姿勢、仕草、呼吸などにはじまり、頬の紅潮差の度合いや耳たぶの色、唇の乾き具合やのどの頚動脈の脈拍などにまで観察が及ぶこともあります。

聴覚的には声の大小、トーンの変化から間合いの取り方の変化、言語パターンの変化などさまざまな要素を観察していきます。

触覚的には、呼吸の深さや体温などの変化を知ることなどです。

こうしたカリブレーションによって、NLPのラポール構築を図ることになります。多くのコミュニケーションにおいて、相手が自分自身で気づく前にこちらが相手の変化に気づくことは非常に大きなアドバンテージとなります。相手に先んじることによって、先手先手と働きかけることが出来れば、相手をコントロールしていくことも不可能ではありません。

同様にカリブレーションによって自分自身を把握することで、セルフコントロールにもつながります。NLPは相手とのコミュニケーションだけでなく、自身とのコミュニケーションにも利用して行くことが出来ます。